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維持管理研究委員会 中間報告会

対象

　

日程

2013.09.12

時間

9：30〜15：10

場所

大阪科学技術センター
〒550-0004 大阪市西区靭本町1-8-4
四つ橋線「本町駅」下車 28 番出口から北へ徒歩5分
うつぼ公園の北側

内容

これまでの我が国の社会資本整備は，不足する社会資本を効率的に建設するために構築・運用されてき
ました。その結果，50 年以上を経過したストックにも老朽化がみられるようになり，社会経済状況の変化
と財政的に厳しい条件下で，国力を維持していくためには，まだまだ不足する社会資本の整備ももちろん
ですが，現存する社会資本の効果的な運用・維持管理が極めて重要となっています。近年，国土交通省を
はじめ，地方自治体等でも，計画的な維持管理を目的としたアセットマネジメントの導入に積極的に取り
組んでいます。
しかしながら，アセットマネジメントは幅広い概念であり，維持管理，補修・補強，会計，事後評価な
どを包含するとはいえ，基本となるのは現場での維持管理です。また，アセットマネジメントを全て網羅
するためには多くの要素技術の開発が必要となります。その実現に向けて各維持管理機関が精力的に
活動をしていますが，予算，人員，体制，データ不足などの課題があることも事実です。
一方，環境や防災の観点からみた維持管理の考え方も今後は重要になってきています。
以上，このような背景から，コンサルタントとして，維持管理に対して今後取り組まなければならない
課題を施設管理者と共同で抽出し，環境やエコロジー，防災などのより幅広い視点からの議論を行い，施設管理者に役立てて頂ける基礎資料を作成すると共に，維持管理技術の向上に寄与できる成果を目指していくこ
とを目的として，平成22年4月より，“公共土木施設の維持管理に関する研究委員会”が発足し，主に施設管理者のニーズに応える形は一段落したと考え，その次の展開，すなわち，アセットマネジメントの更なる普及（会計・便益など），長寿命化修繕計画における仮定条件の妥当性検証などに主眼をおいて、維持管理技術の更なる向上に寄与できる成果を目指していくことを目的とし，平成24年11月より，「維持管理研究委員会」が2年間の予定で発足・活動しております。この度，中間報告会を下記のとおり開催することになりました。今後の維持管理業務の増加やアセットマネジメントの普及など，建設コンサルタント業務に与える影響は大であります。本報告会
では，施設管理者の視点・ニーズおよび産・官・学の共同の可能性も踏まえて，建設コンサルタントとして維持管理に関する新しい技術を社会に提供していくことを目的としており，有意義な内容となっております。
皆様のご参加をお願いいたします。

※本報告会は、第46回研究発表会と同時開催のため、研究発表会のプログラムに含まれます。よってＣＰＤプログラム番号は201307230001であり、単位は聴講時間（ｈ）×1単位で自己申請となります。

資料

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CPD

201307230001

申し込み状況

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