大野トンネル補強調査設計

�潟Iリエンタルコンサルタンツ　○　日根幸雄
藤井弘一
井上　 彰

論文要旨

　覆工亀裂の著しい道路トンネルの補強に関する調査・設計内容について報告している。主にボーリング調査による地質調査，コアリングとレーダ探査法による覆工厚空洞調査および目視観察による覆工亀裂調査の結果，老朽化の原因は偏土圧と覆工厚不足と推定している。対策工として，ロックボルト案，内巻案，覆工撤去案，拡幅案を比較し，設計施工条件等よりロックボルト案を採用している。合わせて，裏込注入工，亀裂注入工，導水工，水抜きボーリング工を併用している。

キーワード

トンネル，レーダ，ロックボルト，トンネル補強，老朽トンネル，裏込，トンネル覆工