全方向免震設計によるPC連続箱桁橋の設計
中央復建コンサルタンツ 廣瀬 彰則
丹羽 信弘
○ 角田 久典
論文要旨
平成8年12月の道路橋示方書・V耐震設計編の全面改定により、橋梁の耐震設計上望ましい構造形式として、多径間連続構造、免震構造が一般化しつつある。と同時に、近年の公共事業においては、コスト縮減への取り組みが不可避である。
本報告は、耐震性能向上とコスト縮減とを目的に全方向免震設計を採用したPC8径間連続箱桁橋の設計概要と今後の適用性について報告するものである。
キーワード
耐震設計、免震設計、多径間連続構造、動的解析