環境負荷低減型土木技術とその応用のためのガイドライン素案
名古屋大学 田辺 忠顕
岐阜大学 六郷 恵哲
(株)日建設計 ○ 杉山 郁夫
論文要旨
2005年に予定されている日本国際博覧会(以下博覧会)における土木構造物の基本設計に備え、1999年10月土木学会特別研究委員会(委員長田邊忠顕名古屋大学教授)が設置され、環境負荷低減型構造物基本設計ガイドライン(以下ガイドライン)を作成した。本報告では、最初にガイドラインの概要を説明し、次に適用事例として博覧会会場に予定されるデッキ構造物の評価結果を紹介し、最後にガイドライン全体に関する考察を加える。なお、本稿は上述した研究委員会における討議内容を著者らがその責任で纏めたものであり、最終的には今回示す内容と若干異なる可能性があることを付け加える。
キーワード
2005年日本国際博覧会,環境負荷低減型構造物,評価,ガイドライン