砂利岸壁における飛砂予測及び対策
鞄本港湾コンサルタント 岡森堅次
論文要旨
兵庫県では現在、11の県管理港湾において砂・砂利・石材を取り扱っており、これらの取扱施設周辺の環境問題に対して従来から、それぞれ実状に沿った対策を講じている。
しかしながら、近年、生活環境への更なる配慮が求められていることから、飛砂・粉じんを「発生させない」または「発生量を出来るだけ少なくする」という発生源対策を基本に、その対策案及び効果の検討を行うものである。
検討に際しては委員会形式とし、委員長に神戸大学 黒田教授、副委員長に京都大学 後藤助教授、委員に兵庫県、明石市、加古川市及び播磨町の各自治体、合計7名の構成で、3回の委員会を開催し、検討対象として東播磨港(二見地区、別府地区)及び明石港を対象とした。
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