軟弱地盤上の効率的な道路計画について
潟Aーバン・エース 上野勝大
論文要旨
現在我が国は、戦後最大級の経済不況と財政難に苦しんでいる。このような状況の中、公共事業のコスト縮減や対費用効果が国民の関心を集めている。我々建設コンサルタントの技術者も、新工法の積極的な採用や柔軟な発想力・創意工夫などによって公共事業の効率化に対して真剣に取組み、具体的な成果を国民の前に示さなければならない。
本文は、軟弱地盤上の道路計画について従来工法の採用から脱却し、構造性および施工性・経済性を向上させた事例を報告するものである。
キーワード
対費用効果、コスト縮減、圧密沈下、プレロード工法、軽量盛土