「人にやさしい道づくり」計画
京福コンサルタント梶@池田保裕
論文要旨
京都府舞鶴市では、ゆとりとうるおいのあるまちづくりの一環として、平成11年度に、誰もが利用しやすい歩行環境を創出することを目的として「人にやさしい道づくり事業調査・計画」が行われた。
その中で、現況の歩道調査、市民参加調査を行い、人にやさしい歩道の構造基準を整理の上、歩道の整備(改修)計画を策定することとなり、当社で調査・計画のとりまとめを行った。
本稿は、誰もが利用しやすい歩行環境を創出することを目的とした整備計画策定のための、調査方法、歩道構造基準の検討、改修計画について述べたものである。業務遂行にあたっては、「ユニバーサルデザイン」を基本方針とし、車いすやセニアカー、ベビーカー利用者など様々な人を対象とする整備(改修)計画をたてた。
キーワード
人にやさしい道づくり、セニアカー、車いす、歩道構造基準、ユニバーサルデザイン