GPSスタティック測位法・RTK測位法を併用する地すべり自動観測技術について

潟pスコ ○池邉浩司

同上   楠  覚

同上   三島研二

同上   三島義徳

同上   武田大典

論文要旨

 GPS(Global Positioning system:以下GPS)は、人工衛星を用いた測位システムであり、元々秘匿性の強い軍事技術として開発された。

 しかし、近年ではカーナビゲーションシステムや徘徊性痴呆症の患者や幼児の位置確認手段、あるいは警察・消防機関の事故・災害発生場所等の位置確認手段他として、民生用に広く技術活用されている。

 本論文はGPS測位システムを用い、土砂災害形態の一つである地すべり現象の動態観測手法としての適用、課題等について、自動観測システムを用いた精度検証成果を踏まえつつ報告するものである。

 

キーワード

測位精度,スタティック測位,RTK-GPS測位,地すべり自動観測技術,測位法の自動切替え,平均網解析