平成15年度に国土交通省が、生活道路の復権に向けて歩行者・自転車優先への転換として交通環境の質の向上に取り組む42地区を「くらしのみちゾーン」として登録した。本稿は、くらしのみちゾーンとして登録された地区の一つである佐賀県佐賀市日新・新栄地区において実施した、社会実験の施策内容、効果、PI手法等について示すものである。平成15年11・12月で実施した社会実験では、車両の速度抑制、交通量抑制を目的に、ハンプ設置、速度規制・指定方向外進行禁止規制等を実施し、交通静穏化を図った。
社会実験、交通静穏化、サインカーブ型ハンプ、速度抑制・交通量抑制効果、PI手法 |