プローブ調査で得られる生データ（収集フォーマットデータ）による解析を可能としたプローブ情報解析システム（DRMリンク毎のデータでの解析も可能）を構築した。本稿では、収集Ｆデータによる解析の有効性、システムの概要、マンマシンインターフェース、DRMリンク毎のデータに変換したＤＢフォーマットデータと収集Ｆデータとの比較、本システムの持つ各種解析ツールの報告について述べる。なお、本システムは、操作性、アウトプットに関しても解析を行う実務者にとって利便性の高いものになるように構築している。膨大なデータを取り扱うこととなる収集フォーマットデータであるが、近年のコンピュータの発展を踏まえると、非常に有効なシステムになっていくものと考えている。
| 交通解析、プローブ、データベース、システム構築 |