鋼2径間単純鈑桁の交通車両大型化による上部工補強、大規模地震に対する下部工耐震補強が目的の既設橋梁補強となる。主な補強方法としては、桁の連続化、床版増厚補強及び橋脚柱RC巻立補強となる。桁連続化はコンクリート巻立により行い、橋脚柱はRC巻立補強となるため、耐震性の向上、支承取替工の省略を目的に、桁と橋脚のラーメン構造化を図った。それより、補強コストの縮減、施工作業の改善、維持管理の低減が可能となる。